ベルーフで、あるいは他の就労移行支援を利用する場合でも、就労のための研修を受けるためには、こういう状態になっていることが必要です、ということを書いていきます。
皆さんが気になること、それは「自分は就労できるのかな?それともまだ早いのかな?」ということではないでしょうか。
精神科の医師として、お伝えしたいことがたくさんありますが、「まだ早いかな」か、「これならいける」か、最初の段階で実はかなり分かります。
まずとにかく、何より何より大事なことは、
「家での日常生活が問題なくできている」
ことに尽きます!
つまり、起きられて眠れる、十分食べられる、体が動ける、ことです。
働くということは、自分の価値を社会のために、提供できるということ。
それにはまず、自分自身の生活の、足元がしっかりしている必要があります。
特に、食べる、寝る、動く、の3つは生命の基本。
3食、バランスよくきちんと取れていますか?人によっては2食だったりするかもしれませんが、自分の活動に必要な食べ方が分かっていて、できていますか?
きちんと眠れて、次の日の予定に間に合うように起きられますか?昼間眠くならないでしょうか。
続きを読む 就労移行を利用する前に〜体の準備編